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純文学漫画//文学として、様々な漫画を読んでいきます。 そこに込められた作者の思い。 それを読む読者の思い。 たかが、漫画。されど、漫画。
2007/01/21 (Sun) 純文学漫画 第17回 「マカロニほうれん荘」
マカロニほうれん荘 1 (1) マカロニほうれん荘 1 (1)
鴨川 つばめ (1977/11)
秋田書店
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懐かしい。
この古典的作品を皆さんに紹介します。

あらすじ
主人公の沖田そうじは、都内の高校「ピーマン学園」に入学した1年生。その入学式の日、校庭で同学園のOBらしき2人組を目撃する。式が終了して教室に入ると、なぜかさっきの2人組が教室の中にいた。実は2人は同学園の究極の落ちこぼれ、落第生として学園内で知らない者はいない金藤日陽と膝方歳三であった。「あんな人たちと同じクラスだなんて…」と落ち込みながらも、そうじは学校終了後、下宿先となるアパート「菠薐荘」(ほうれん荘、設定上の所在地は「杉並区井草」方面)へと向かう。そこで管理人の娘である姫野かおりから、このアパートに住んでいる"変な2人"の存在を教えられ、「絶対に関わらないように」という注意を受ける。そして2人で部屋へと向かうと、その部屋の中に勝手に入っていたのは何とその"変な2人"だった。こうして、沖田そうじと落第生2人組による奇妙な同居生活は幕を開ける。

「都内の高校に入学してきた主人公が、同じクラスに在籍して下宿も同じという2人の落第生により、学校の内外で引き起こされる様々な騒動に毎回悩まされる」というのが基本的なストーリー。2人が騒ぎを起こす際、毎回様々な着ぐるみやコスチュームに身を包み、当時人気だった特撮作品のキャラクターなどに変身したり(それらの衣装を虫干しするなど、メンテナンスの話も存在する)、またそれらに対して周りの人々も同じように別のコスチュームになって様々な手法でツッコミを行ったりするなど、現代では普通に使われる手法ではあるが、1970年代としてはズバ抜けて画期的な過剰なまでの演出が特徴である。
落第2人組の常人離れした怪物ぶりと、それに対して余りにも普通な周りの人々(多少エキセントリックな部分はあるが)との対比を始めとして、作中で繰り出される数多くのスピード感溢れるギャグや会話におけるテンポの良さ、随所でみられるソフトな桃色描写は、当時の読者たちから好評を博した。そして後にその読者たちが漫画家になり、本作中のギャグや構図を元にしたパロディが、ギャグ漫画作品を中心として広範に見受けられるようになる。また、たたみかけるような不条理ギャグの中には、連載当時の歌やCM、特撮を中心としたサブカルチャーなど、当時の世相を反映したネタが数多くあり、時代を表した資料的価値も有するようになっている。
基本的には「ほうれん荘」と、その周りを取り巻く人々の日常生活を中心に描いているが、シンデレラなどをモチーフにしたミュージカル的な話や刑事ドラマ仕立ての話、更には第二次世界大戦中の世界を舞台にした1話読み切りの話など、ストーリーがバラエティーに富んでいたことも特筆に値する。特に戦争物に登場する兵器の考証は、同時期の他のシリアス戦争漫画に勝るマニアックさであり、馬之介初登場の回では戦争劇画で有名な小林源文のデビュー作『クリストローゼ』のパロディまである。
単行本は全9巻が30以上の重版が行われ刊行され続けている。残念ながら、単行本はいずれの版でも連載時の話数・時系列がバラバラに収録されており(一部、増刊号での掲載もあったため。後述のように、ドラネコロックのキャラクターも登場している話がある)、連載末期の話5本は未収録となっている。これは、著者自身ものちに語っているが、原稿を仕上げる気力が失われ、きわめて雑な絵柄、マジックインキで書きなぐった背景など、その質に問題があるためではないかと考えられている。他に豪華版全3巻と文庫版全3巻があるが、ダイジェスト版的な内容(作者自身による傑作選であるそうだ)で収録されていない話が多い。
尚、本作連載終了後の1980年には、実質上の続編となる『マカロニ2』の連載が同じ「週刊少年チャンピオン」誌上で始まるが、約3ヶ月で連載は終了し、単行本全1巻が刊行されている。更に後、「週刊少年キング」(少年画報社)誌上で連載していた『AAO(エイエイオー)』の途中で、女子から送られてきたファンレターの内容に突如発奮した作者は、それまでのキャラクターを放棄し、いきなり本作のキャラクターを使った続編を、AAOのタイトルそのままで開始した。しかし結局かつての輝きを取り戻せぬままこちらの連載も終了し、単行本化されていないためにこの事はあまり知られていない(1994年の四コマ『楽しい廻し蹴り』にも本作のキャラが登場した)。
1995年には3DO、Win95、Macでテレビゲーム化されている(後述)。連載直後から何度かテレビアニメ化の噂も出たものの、2005年現在、実現していない。アニメ化はされていないが、連載中の1978年に、TBSラジオの「夜は友達」枠内でラジオドラマ化され、テアトル・エコー所属の声優により声があてられている。なおこの番組は、チャンピオン連載作品を次々にラジオドラマ化していて、本作もその一つだった。
(wikiより抜粋)

まぁ、頭を柔らかくして呼んできだし。

2007/01/15 (Mon) 純文学漫画 第16回 「うしおととら」
うしおととら (第1巻) うしおととら (第1巻)
藤田 和日郎 (2000/08)
小学館
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文学漫画 第16回 「うしおととら
あらすじ
主人公・蒼月潮(うしお)は自宅の蔵の中で磔(はりつけ)にされていた妖怪をなりゆきから解放してしまう。うしおが「とら」と名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、「とら」を500年間縫い留めていた槍こそ、妖怪を滅ぼすためにのみ2000年以上も前に中国で作られた「獣の槍」。獣の槍の伝承者となったうしおは、「とら」と共に様々な妖怪との戦いを繰り広げる。

始めこそ、降りかかる火の粉を払うごとく、襲ってくる妖怪を退治していたうしお達であったが、物語は次第に世界を滅ぼす大妖怪「白面の者」との決戦を中心に廻りだす。

蒼月潮と獣の槍・とらとの出会い、白面の者との戦いは全くの偶然によるものと思われていたが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。


日ごろからちょっとマニアックな漫画しか、紹介していないと評判のこのblog。今回はドメジャーにいきましょうか。

漫画で泣く
私が、初めて漫画を読んで泣いたのはこの作品を呼んだときです。
ちなみにゲームで最初に泣いたのは、FFⅢ

最後の最後に今まで戦った妖怪や人間がブワワっと出てくるのですが、
それがいい。
最高にいい。

なぜいいか?長い連載でした。いろいろな出会いがありました。
その出会いの数だけ力になるとなった時に、「人間ていいな。」と思います。
他に、最後人間を憎んでいるはずの妖怪が日本をひいてはうしおを助けるために日本と同一化するのですが、そこでも泣けますね。

強いぜぇ、俺たち。

これ、注目キーワードです。読む際に覚えておきましょう。
っていうか、この作品は、熱血もののけ姫って感じでしょうか。
アシタカ=うしお
サン=とら
みたいな。戦力のバランスがおかしいけど。

今の日本に妖怪がいなくなったのは、この二つの作品があるからかも。
うしおととら”の方が、さわやかだけ。

さて、今回、私が紹介するのは
また、漫画なんですが、今となっては古典漫画ということで目をつぶっていただきたい”どろろ”です。
最近、映画にもなりますね。

似てるポイント。
もののけ姫みたいな似てる感。つまり、あんまり似てないです。
ごめんなさい。破綻してますね。読み比べてほしいんですね。この二つの作品を。すると、作者の人となりがわかってきてとてもいいんですね。

どろろ (第4巻) どろろ (第4巻)
手塚 治虫 (1972/06)
秋田書店
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2007/01/09 (Tue) 純文学漫画 第15回 ゲッターロボ
ゲッターロボ全書 ゲッターロボ全書
ダイナミックプロダクション、永井 豪 他 (2005/06)
双葉社
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文学漫画 第15回 ゲッターロボ
もう何も言うまい。
こんなに早く続編が読めなくなるとは思わなかった。
まだ完結していないのが本当に残念だ。
もっと早くこの人の本を上げておけばよかった。

あまり長く述べるものではないので、最後に一番好きな言葉を
「こいつらは生物なのか、メカなのか?」
「人類を、いや、ゲッターをなめるな。」
「この、大馬鹿野郎!」
「ぐ、ぐお」
・・・
・・



お悔やみを申し上げます。


一個なんて選べません。

2006/12/27 (Wed) 純文学漫画 第14回 ジョジョの奇妙な冒険
ジョジョの奇妙な冒険 (1) ジョジョの奇妙な冒険 (1)
荒木 飛呂彦 (1987/08)
集英社

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純文学漫画 第14回 ジョジョの奇妙な冒険
映画公式サイトはこちら
http://www.jojo-movie.com/



数を数える事はとても大事なことです。
"1に1を足すと2になる"
それを発見した人はどんなに偉大な人なのでしょうか?

ジョジョの奇妙な冒険(以下ジョジョ)は、現在7部まで出ています。
個人的に一番読み応えがあるのは第4部ですね。
日常に潜む『悪意』という描写が好きですね。
そして、一番嫌いなのも第4部ですね。
1~3部までにあった、
”もしかしたらこういう事もあったのかも?”
という感じが、無くなるのですね。
それは、モリオウチョウという町の設定。

それまでは、中世のヨーロッパだったりアメリカだったりと、
もしかしたら実際にこういう事があったのかも?
と思える設定でした。

そして、文学的エッセンスが乏しくなって来た時にビックリする展開がありました。
そう、有名な1巡後の世界というやつです。

この事柄によって、今まで発生した色々な事象が一つの可能性としてみる事が出来るように
なりました。

これは、アニメ『∀ガンダム』でも、見られた手法で全ての可能性を肯定しつつ
新しい道も用意しておくという長寿作品に置ける”リセット”のような物ですね。

長寿作品といえば色々とあるのですが、ここは一人の主人公を追いかけたという事で

竜馬がゆく〈1〉 竜馬がゆく〈1〉
司馬 遼太郎 (1998/09)
文藝春秋

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これを上げてみましょう。
いわずともながな坂本龍馬は、明治維新を駆け抜けた英雄の一人です。
そのヒ-ロー性は、ジョジョに匹敵する物があるのではないでしょうか?
どちらの作品もボリュームはありますがくどくなく読みやすい文体やコマ割りで書かれています。

あと、両方に共通する事に独特な言い回しがありますね。
”荒木節””司馬節”というやつです。

片方を未見の人は少ないでしょうが、両方を読み比べるという事は少ないと思います。
一言一言と一こま一こまを見比べて、その中に共通するヒロイズムを感じ取ってみるというのは
いかがでしょうか?

2006/12/18 (Mon) 純文学漫画 第13回 『スクールランブル』
School Rumble Vol.1 (1) School Rumble Vol.1 (1)
小林 尽 (2003/05/16)
講談社

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文学漫画 第13回 『スクールランブル

もうすぐクリスマスです。
皆様はどう過ごしますか?
世の中には色々な漫画があり、それはいつも私たちを楽しませてくれます。
時事的な物と漫画の中の進行が一致する事はとても難しい事です。
作者はこれを描きたいと思いますが、時期が違うという可能性もあるのです。
日本は、四季がはっきりと分かれている上に、その季節や、時期ごとに各種イベントがあるので
タイミングが難しいんですよね。

今回、ご紹介する「スクールランブル」は基本的に一話完結形式なので、
次期ずれがあまり起こらないのが特徴です。それが良いですね。

次期ずれっていうのは結構、読者に影響を与えるものです。
クリスマスに、正月の話を描いているのかもしれませんし、もっと先の事を描いているのかもしれません。その辺のずれが「スクールランブル」では、少ないですね。

読後の感覚は、特にないですが誰かの「短編集」になります。どうにも、こうにも、表現しにくいのです。
すいません。