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純文学漫画//文学として、様々な漫画を読んでいきます。 そこに込められた作者の思い。 それを読む読者の思い。 たかが、漫画。されど、漫画。
2007/02/28 (Wed) 純文学漫画 第22回 『援助交際撲滅運動』 
援助交際撲滅運動 援助交際撲滅運動
こしば てつや、山本 英夫 他 (1998/12)
講談社

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面白いよ。
っていうか、最近エントリーの内容が薄い。でもとりあえず更新
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2007/01/29 (Mon) 純文学漫画 第18回 もやしもん
もやしもん 1―TALES OF AGRICULTURE (1) もやしもん 1―TALES OF AGRICULTURE (1)
石川 雅之 (2005/05/23)
講談社

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純文学漫画 第18回 もやしもん
作者の説明によると「農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語」である。
東京にあるとされる「某農業大学」に入学した、「菌の存在」を知覚できるという不思議な能力をもつ主人公・沢木惣右衛門直保をめぐる学園ドラマである。沢木が知覚する「菌」の存在は、かわいらしくデフォルメされたキャラクターとして描かれており、その造形で女性や若年層のファンも多く惹きつけている。実際に、作者のHPにあるBBSには「子供も読んでいるので成人向けの描写は避けて下さい」というような内容の投稿も確認されている。
舞台となる「某農大」のモデルについては、実学を重視する建学の精神、東京の他北の方にもキャンパスがあり、沖縄に実験農場があるなどの共通点や、担当編集者宅の近所にあり、しばしば取材に訪れていることから東京農業大学であると多くの読者が認識しているが、作者はあくまで「フィクションであり、実在の農業大学とは関係ない」としている。なお相違点としては、東京農大には存在する醸造科学科が某農大にはないという点が挙げられる。
本作品では、菌たちが発する「かもす(醸す)」(繁殖する(発酵、腐敗させる)ことを意味する言葉)が作品のシンボル的フレーズとなっている。
単行本2巻の第23話に登場した「大吟醸生原酒 龍神丸 中どり無ろ過」はネット注文のみ限定10本(応募者多数と予想されたため抽選)で販売された。※作者と同じ名字の「石川さん」が入手に成功している。 ちなみに、単行本第2巻13話に登場した「大吟醸生原酒 龍神丸」は、限定品ながら高垣酒造で一般販売しているが、2006年3月31日に発売された2006年度産は10時間ほどで完売した。関連品として同社では,純米吟醸生酒「かもすぞ」を発売している。これには作者がデザインしたラベル(黄麹菌(A.オリゼー)と酵母菌(S.セレビエンシエ)とロゴが描かれている)を使用している。2006年度産はわずか13分で完売。
脚注を作画・作話へ有効に盛り込む手法は、同じ講談社の攻殻機動隊を彷彿とさせる。基本的には「菌」に関する記述は作者、それ以外は「担当さん(=担当編集者氏)」が担当している。
また、人間以外の生物(ウイルスを生物に含めるかについては異論があるが)に明確な人格が与えられ雄弁に喋る、特色あるキャンパスを舞台にしている、メインキャラクターに個性の強い教授、大学院生がいるなどの共通点からしばしば動物のお医者さんと比較対照されることがあり、共通のファンも多い。
余談だが、本作の知識が本格的であることから、近畿大学工学部では、著者に許可を取った上で、本作を正式に実験科目の「教科書」として利用している。

2007/01/15 (Mon) 純文学漫画 第16回 「うしおととら」
うしおととら (第1巻) うしおととら (第1巻)
藤田 和日郎 (2000/08)
小学館
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文学漫画 第16回 「うしおととら
あらすじ
主人公・蒼月潮(うしお)は自宅の蔵の中で磔(はりつけ)にされていた妖怪をなりゆきから解放してしまう。うしおが「とら」と名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、「とら」を500年間縫い留めていた槍こそ、妖怪を滅ぼすためにのみ2000年以上も前に中国で作られた「獣の槍」。獣の槍の伝承者となったうしおは、「とら」と共に様々な妖怪との戦いを繰り広げる。

始めこそ、降りかかる火の粉を払うごとく、襲ってくる妖怪を退治していたうしお達であったが、物語は次第に世界を滅ぼす大妖怪「白面の者」との決戦を中心に廻りだす。

蒼月潮と獣の槍・とらとの出会い、白面の者との戦いは全くの偶然によるものと思われていたが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。


日ごろからちょっとマニアックな漫画しか、紹介していないと評判のこのblog。今回はドメジャーにいきましょうか。

漫画で泣く
私が、初めて漫画を読んで泣いたのはこの作品を呼んだときです。
ちなみにゲームで最初に泣いたのは、FFⅢ

最後の最後に今まで戦った妖怪や人間がブワワっと出てくるのですが、
それがいい。
最高にいい。

なぜいいか?長い連載でした。いろいろな出会いがありました。
その出会いの数だけ力になるとなった時に、「人間ていいな。」と思います。
他に、最後人間を憎んでいるはずの妖怪が日本をひいてはうしおを助けるために日本と同一化するのですが、そこでも泣けますね。

強いぜぇ、俺たち。

これ、注目キーワードです。読む際に覚えておきましょう。
っていうか、この作品は、熱血もののけ姫って感じでしょうか。
アシタカ=うしお
サン=とら
みたいな。戦力のバランスがおかしいけど。

今の日本に妖怪がいなくなったのは、この二つの作品があるからかも。
うしおととら”の方が、さわやかだけ。

さて、今回、私が紹介するのは
また、漫画なんですが、今となっては古典漫画ということで目をつぶっていただきたい”どろろ”です。
最近、映画にもなりますね。

似てるポイント。
もののけ姫みたいな似てる感。つまり、あんまり似てないです。
ごめんなさい。破綻してますね。読み比べてほしいんですね。この二つの作品を。すると、作者の人となりがわかってきてとてもいいんですね。

どろろ (第4巻) どろろ (第4巻)
手塚 治虫 (1972/06)
秋田書店
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2007/01/09 (Tue) 純文学漫画 第15回 ゲッターロボ
ゲッターロボ全書 ゲッターロボ全書
ダイナミックプロダクション、永井 豪 他 (2005/06)
双葉社
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文学漫画 第15回 ゲッターロボ
もう何も言うまい。
こんなに早く続編が読めなくなるとは思わなかった。
まだ完結していないのが本当に残念だ。
もっと早くこの人の本を上げておけばよかった。

あまり長く述べるものではないので、最後に一番好きな言葉を
「こいつらは生物なのか、メカなのか?」
「人類を、いや、ゲッターをなめるな。」
「この、大馬鹿野郎!」
「ぐ、ぐお」
・・・
・・



お悔やみを申し上げます。


一個なんて選べません。

2006/12/27 (Wed) 純文学漫画 第14回 ジョジョの奇妙な冒険
ジョジョの奇妙な冒険 (1) ジョジョの奇妙な冒険 (1)
荒木 飛呂彦 (1987/08)
集英社

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純文学漫画 第14回 ジョジョの奇妙な冒険
映画公式サイトはこちら
http://www.jojo-movie.com/



数を数える事はとても大事なことです。
"1に1を足すと2になる"
それを発見した人はどんなに偉大な人なのでしょうか?

ジョジョの奇妙な冒険(以下ジョジョ)は、現在7部まで出ています。
個人的に一番読み応えがあるのは第4部ですね。
日常に潜む『悪意』という描写が好きですね。
そして、一番嫌いなのも第4部ですね。
1~3部までにあった、
”もしかしたらこういう事もあったのかも?”
という感じが、無くなるのですね。
それは、モリオウチョウという町の設定。

それまでは、中世のヨーロッパだったりアメリカだったりと、
もしかしたら実際にこういう事があったのかも?
と思える設定でした。

そして、文学的エッセンスが乏しくなって来た時にビックリする展開がありました。
そう、有名な1巡後の世界というやつです。

この事柄によって、今まで発生した色々な事象が一つの可能性としてみる事が出来るように
なりました。

これは、アニメ『∀ガンダム』でも、見られた手法で全ての可能性を肯定しつつ
新しい道も用意しておくという長寿作品に置ける”リセット”のような物ですね。

長寿作品といえば色々とあるのですが、ここは一人の主人公を追いかけたという事で

竜馬がゆく〈1〉 竜馬がゆく〈1〉
司馬 遼太郎 (1998/09)
文藝春秋

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これを上げてみましょう。
いわずともながな坂本龍馬は、明治維新を駆け抜けた英雄の一人です。
そのヒ-ロー性は、ジョジョに匹敵する物があるのではないでしょうか?
どちらの作品もボリュームはありますがくどくなく読みやすい文体やコマ割りで書かれています。

あと、両方に共通する事に独特な言い回しがありますね。
”荒木節””司馬節”というやつです。

片方を未見の人は少ないでしょうが、両方を読み比べるという事は少ないと思います。
一言一言と一こま一こまを見比べて、その中に共通するヒロイズムを感じ取ってみるというのは
いかがでしょうか?